クオリディア考察ブログ

プロジェクト・クオリディアに関してのブログ。聖地巡礼、考察などについて記事をまとめます。考察には執筆者の偏見、間違った解釈、願望・妄想が入っている場合があります。ブログの内容を”外へ持ち出さない”よう、よろしくお願いします。

いつせか時点(2049年)の神奈川次席

いつせかを読んでいてよく思うんですが、いつせか時点の神奈川次席って誰なんでしょうね。それっぽい人はそう多くありませんが、主席次席の決め方にもかかわってきそうな問題なので、その辺の含めて考えていきたいと思います。

そもそも主席次席ってどうやって決まってんの?

これが明言されていないんですよね。下に関係する事柄をまとめます。(以下、主席は首席で統一)

  1. 首席は選挙で決まる。その様子が見られない都市は、戦闘課外からの立候補は稀なので、戦闘課内のヒエラルキー(ランクとは別)に従って、選挙前から候補者を絞っているためと予想。次席は首席が指名できる模様(霞は千葉生徒からの人気がないが次席)(注1)
  2. 首席が任期中に席を降りた場合は、次席が繰り上がる、繰り上げず次席に首席の権限を与える、あるいは期間中のランキング上位者に任せる。(注2)
  3. 任期中に影響力を大きく減らしても、すぐに席を追われることはない(そんせか)
  4. 管理局は首席次席の決定が滞った場合、その裁定を出せる(そんせかラスト)
  5. 再選の規定はない模様(舞姫

注1
アニメ4話で、壱弥が首席を降りればカナリアが首席に繰り上がるという発言があった。カナリアの1話でのランキングは校内4位(関東10位)であったため、4話での活躍でランキングが校内2位まで上がったと考えることもできるが、そんな大事なことがどこにも記載されていないのは変。
注2
「ランキング上位者に任せる」という規定は、例えば、"明日葉が首席を降りた場合、必ず繰り上がる制度があるとランキングが低く人望のない霞が首席になる"というようなことを防ぐためのものだと思われる。実際に嘴広兄がこの規定のもと任命された。

この情報だけではわからないことが多すぎますね。新情報は発見し次第追記します。

神奈川の次席は誰か?そもそも存在するのか?

(以降は編集者の主観を大いに含みます)
上のリストを踏まえて考えていきたいのですが、一人の人物にフォーカスしすぎると主観が入りそうなので、次席になりうる人物全員を以下にまとめます。

名前 簡単な紹介 次席らしい要素

次席らしくない要素
八重垣青生 ここで唯一の事務方
「凛堂さんが次席になるまで、
天河舞姫の右腕だった女」
任される仕事がやたら多い、〈世界〉が超強力

非戦闘員、低ランク
佐治原銀呼 一話時点では五位
事務出来ない
変態
戦闘員、高ランク

事務出来ない、コミュ力高そう
音無柘榴 一話時点では七位
事務出来ない
変態
戦闘員、高ランク

事務出来ない、人と目を見て話せない
隠谷來栖 東京校のスパイ
詳細なプロフィール不明
変態
戦闘員、おそらく高ランク

首席を攫うときあまりに目立つ
次席なし そもそも次席
いないのでは?
(千葉は同年首席無し)
個人的に最有力、上の八重垣の
「右腕」というあいまいな表現が
次席を指さない気がする

佐治原銀呼と音無柘榴はどちらも次席として申し分なく、佐治原銀呼がやや優勢なようにも思えますが、話の中で二人が同類として扱われているのに、どちらか一方だけが持ち上げられるということは、制作上考えにくい気もします。

また隠谷來栖が次席であったならば、天河舞姫を誘拐してうまく立ち回れば自分が首席に繰り上がれるので、その事実が反例になりそうです。

さて、神奈川四天王は都市の運営部で、その事務の中心となるのは明らかに八重垣青生です。〈世界〉も異常に強力な彼女はリストの中で最有力の候補ですが、本人の12話でのセリフがそれを否定しているようにも取れます。
そもそも本来都市運営は首席次席で行うはずです。八重垣を運営事務要因として次席に起用していたなら、事務のできない四天王メンバーを運営に参加させる必要はなく、別に三銃士なりを作れば良かったことになってしまいます。

最後に、次席が空席という可能性もあります。千葉では同年のかなりの間、首席が存在せず次席が首席の権限を代行していたので、十分あり得る話です。そもそもアニメ、ラノベ、脚本その他多くのメディアで2049年度次席が触れられていないのは、空席だからだと考えるのは自然です。空席が意図的であるなら、天河舞姫を補佐する四天王の存在理由になりますし、この説自体も「ほたるを次席に迎えたかったから」等、筋の通る説明が容易に思いつきます。このことから、編集者はこの説を最有力と考えています。